頭痛には大まかに片頭痛と緊張型頭痛と群発頭痛の3つがあります
その中でも最も多く頭痛の70%は緊張型頭痛です
緊張型頭痛は肩や首の筋肉のコリや筋肉の緊張から起こる症状の頭痛です
肩こりの症状があって頭の後ろから頭の上にずきずきした痛みがあって
別名は肩こり頭痛、筋収縮性頭痛などとも呼ばれています
頭を締め付けられる症状が特徴の頭痛で頭痛が長期間続きます
ヘルメットを被っている感じや鉢巻を締めている感じの痛みが出て
後頭部から首筋から両側の頭に起こります
頭痛がひどくなると定期的に頭痛の症状が出てきて
その後持続的に起こる慢性的な頭痛になります
年齢もバラバラで子供からお年寄りまで起こる頭痛です
緊張型頭痛は肉体のストレスや精神的なストレスがもとで起こります
パソコンやスマホの長時間の利用や俯く姿勢や自動車の運転や頭に合わない枕など
不自然な姿勢が長く持続すると首や肩の筋肉が緊張してコリが生じて
頭痛の症状が出てくる原因になります
また仕事や恋愛や家庭のトラブルによる精神的な緊張も頭痛の発生の原因になります
緊張型頭痛は首や肩の筋肉の緊張で起こると言われていて
筋肉のコリや痛みにより頭痛の症状が発生するといわれます
神経系が緊張状態になり持続してくると脳の機能が働かなくなり
痛みのコントロールも悪くなり頭痛の原因になります
反復性緊張型頭痛
時々に起こる反復性緊張型頭痛の場合は首や肩に痛みを感じるときは
薬で痛みをとることもありますが普通は治療をすることはありません
頭痛の症状が出たときには軽く体を動かして筋肉をつかい
マッサージやお風呂で筋肉を解して血液の流れを良くします
慢性緊張型頭痛
慢性緊張型頭痛の場合は薬を使用しても効果はありません
痛みにより薬を飲むことで薬物乱用の頭痛になることがあるので注意が必要です
慢性緊張型頭痛でもストレス等が原因のときには抗不安薬や抗うつ薬が使用され
首や肩の凝りが酷い場合は筋弛緩薬が使われます
緊張型頭痛予防
緊張型頭痛予防のためにストレスを溜めない生活や同じ姿勢を続けない
運動を適度にする首や肩の筋肉を解すなどマッサージをするのもよいです
お風呂に長く入り温めて筋肉を解すのも効果的です
以下の症状の人は緊張型頭痛の可能性があるかもしれません
首や肩のこりがある、運動をしない、デスクワークが多い、仕事が忙しい
目が疲れる、何時も疲れている、肩こりや首のこりと頭痛が一緒に起こる
後頭部から首筋にかけて頭の両方がズキズキと痛む、休憩や睡眠で楽になる
後頭部をマッサージすると楽になる、頭痛が持続する、軽度の運動や風呂にはいると楽になる
ぎりぎり締め付けられる頭痛、ギューと締付られる感じの頭痛、頭が張ったような感じの頭痛です